ムカデ飼育　道具

ムカデを適切に扱うためには道具が重要です。

必ず以下のものを揃えてください。

・衣装ケース

・ピンセット×２

・皮手袋

・ポイズンリムーバー

・虫さされ薬

道具には「咬まれないようにするもの」「万一咬まれたあとに必要なもの」がございます。

咬まれないようにするものは衣装ケース、ピンセット、皮手袋が挙げられます。

全ての作業を衣装ケースなどムカデが登れない壁のある場所で行ってください。

脱走したが最後、彼らを見つけ出すのは至難です。

ピンセットは長さを最重要視してください。

目安としては30㎝程度のもの。

そして必ず2本用意することが必要です。

ムカデは金属のピンセットを登る場合がありますから

手元まで登られるまでに、2本目に切り替える必要があるためです。

皮手袋も同様の理由です。

溶接用のもので厚みが1.2mm以上あるもの、

そして手首より上の腕までガードされるものがおススメです。

これも登られた際には素早く脱ぎ捨て、ムカデを登らせないために用います。

さて、相手は生物。これだけ対策を施していても飼育している以上

咬まれる可能性は０になりません。

咬まれた場合は冷静にムカデをケージに戻し

そして速やかにポイズンリムーバーを用いて毒を排出します。

ムカデに咬まれると相当な痛みを感じますが、

多くの人はそれ以上に痛い経験を何かしら済ませているでしょうから

耐え切れないほどではないと思われます。

パニックにならず、速やかに適切な処理を行いましょう。

また、虫刺され薬の中にはムカデを名指しで記載しているありがたいものがございます。

こちら、夏場の他の虫刺されにも使えますので

持っておいて損はないかと思われます。