ムカデ飼育 ケージ

ムカデを飼育する際にケージの選定は非常に重要です。

私自身、それなりに生物を飼育してきましたが

ムカデは群を抜いて脱走が得意な生物の1つです。


また、せっかく異国の地(あるいは近所の公園)から我が家に招き入れているのですから

それなりの待遇で迎えてあげたいという気持ちもございます。


広さのお話をしますと、

長辺がムカデの全長の2倍以上のプラケースやアクリルケースに入れるのがよろしいかと。


プラケースの場合はスリットが細かいものを選ぶと

脱走の心配が少なく済むと思われます。


個人的にお勧めしたいのは

レプタイルボックスレプタイルボックスワイド。


本来の用途からは外れているので自己責任という形にはなりますが

サイズ、見栄え、使い勝手など、優れております。


それでもサイズが足りない大型種や、繁殖を視野に入れた飼育は、

現状衣装ケース等を用いて自作する他なさそうです。


ムカデという生き物は、大抵湿った場所にいるものですが

蒸れると死んでしまいますから、

これでもかと穴を開けるなどすれば使うことが出来ます。


注意が必要なのは、イベント等で入っているカップでの飼育。

販売されているため、「このまま飼育できる」と

思われてしまう方も中にはいらっしゃるようなのですが、

長期間狭い空間にいれるとムカデ自身にあまりよろしくない点と

数週間放置していると食い破られる可能性がございます。


購入された際は速やかに、ケージに移しましょう。


さらに詳細な内容は著書のTHE CENTIPDE をご覧ください。

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