コナダニの第2若虫

常に悪者扱いしてきたダニですが、ムカデにとって無害に近いものも多いようです。

写真はコナダニの第2若虫(ヒポプス)で
通常、卵→幼虫→第1若虫→第3若虫→成虫となるところ、
第1若虫の時の生育条件が悪いと第2若虫(ヒポプス)に派生し、悪条件を切り抜けると第3若虫へとステージが進むとのこと。

ちょっとこれ、生態が面白すぎませんか(笑)

このダニは体節などに大量発生するのですが、吸血するでもなく、体表の汚れや油分を食べるそうです。

気門にまで集まり出すと呼吸器に影響を与えるため
そのレベルまで増えれば駆除の必要がありますが
相当大量発生しないと問題ないとのこと。

闇雲に駆除して来ましたが、ダニに関してもしっかりと調査を行い、必要な物を駆除する方が、無為にムカデを水没させる機会も減るため良いのかも知れません。

気門の問題は気がかりですから、雌雄判別の際には、可能な限り落とすように心がけております。


ここまで来ると駆除対象かなーと思っています。

ダニ駆除は雌雄判別等で用いる水没法を使うとムカデの動きを止められます。

安全のため、必ずムカデを固定して行ってください。


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